『司会という仕事、支援という役割――二つの車輪が重なる場所』
司会という仕事、支援という役割――二つの車輪が重なる場所
先日開催された「ぐんまテックプラングランプリ」にて、司会を務めさせていただきました。
壇上から溢れ出る熱量あるプレゼンテーションの数々に、胸が熱くなりました。未来を変えようとするプランに耳を傾けながら、私の頭の中では、アナウンサーとしての進行台本と並行して、群馬県産業支援機構での業務が常に重なって動いていました。
「この方は今、どのようなフェーズにいるのだろうか」
「このプランをさらに加速させるための出口戦略は?」
「この方にとって、今必要なのは技術なのか、資本なのか、それとも最適なパートナーなのか」
司会として言葉を紡ぐ一方で、支援者としての視点から「タイミング」を巡らせる。プランナーの方々が今、ビジネス発表の時なのか、マッチングの時なのか、あるいは事業化の時なのか――。そのステージを見極め、適切な温度感で場を整えることこそが、私にしかできない司会のあり方だと確信しています。
「スタートアップ支援」と「アナウンサー」。
一見、異なるジャンルに思える二つの仕事ですが、私の中ではこの現場で明確に結びついています。
どちらも共通しているのは、「その人のポテンシャルを信じ、光を当てること」です。
アナウンサーは言葉を通じてその人の魅力を際立たせ、支援者はビジネスの可能性を信じてその道のりを照らす。私にとってこの二つは、よりよい未来を創るための、なくてはならない両輪なのです。
群馬という地から新しい芽が生まれ、力強く育っていく。そのプロセスの節目節目に、言葉とビジネスの両面から寄り添い続けること。それが、私がこの二つの役割を担う理由です。
これからも、一つひとつの言葉とプランに敬意を払い、熱量ある場を創り続けていきます。


