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新しいことに挑戦! 前代未聞の『二刀流』

ここ1年のコロナ渦中においても様々な動きがありました。下を向かず(向く時間さえもなく)にひたすら前を向いて新たなことにチャレンジする人は男女問わずかっこいい。今日はその中から3月18日に行われたイノベーションハブとなるコワーキングスペース官民共創センター「NETSUGEN」で、行われたピッチ(プレゼンテーション)を紹介します。今回は登壇者4人。NETSUGENの月額会員同士が、NETSUGENの活用方法や可能性、自身の活動を報告しました。
はっきり言ってこの時期に現在の活動を紹介するというのは、相当の覚悟が必要なのではと終わってから思いました。生活様式が激変した1年です。赤裸々な経験を語らなくては上っ面な発表になってしまいます。そういう意味ではピッチしたメンバーはある意味同士であり戦士でありました。
私も何を思いついたのか「司会」と「登壇者」の『二刀流』をやると宣言。担当者もきっとあきれたことでしょうね。でもね、負荷をかけてやらなければならない、新たな挑戦をしなくてはいけないという衝動にかられちゃったのだから仕方ない。こういう「直感」は大事にすべきというのが持論であります。
結果は65点くらいかな。反省点ばかりですが、これを生かして後輩たちが歩きやすいように道を耕すのが私の使命。MCを目指す人が参入しやすい環境作りや、やりがいを探っております。

夢を語れる

そんなことで、私を含め4人が登壇しました。トップバッターは三田三昭堂の三田英彦さん。ソーシャルイノベーションにも挑戦しジャングルデリバリーで奮闘中。館林市がオリーブの聖地になる日も近いかもしれません。畑にオリーブを植えてオリーブの搾油基地も館林に作るのだそうです。郡馬がオリーブの産地になるかな。ファミリービジネスの三代目で息子さんへのバトンタッチもすでにお考えになりながら事業に邁進されているところが先進的で素敵です。50代で早稲田大学大学院MBAを取得。2つの会社を経営しながらのMBAへの挑戦ですから、ご自身のご努力と家族、社員の皆さまのバックアップがあってのことと思います。大好きな経営者のお一人です。

☆8hammerの土井一樹さんは動画コンテンツ会社の社長。映像制作は注目のお仕事と私自身は思っておりまして、そのあたりも後半のセッションで聞いてみました。
グリーンバックを使った動画スタジオをお持ちで、今後は通販番組のようなコンテンツとしても使用できるそうです。動画コンテンツ産業を盛り上げたいと熱く語っていらしたのが特徴。有望株のノリに乗っている土井さんです。土井さんは奥様と一緒に経営をなさり、お若い方も雇われていて、ロールモデルとして益々注目されるのではないかしら。醸し出す雰囲気がかなりオシャレでセンスの良さが伝わる経営者です。

HAWORDの宮崎雄一さんは、ピッチの一言目に「皆さんに感謝しています」とおっしゃった。深々と頭を下げて、言葉ゆっくりに。私は「この姿勢が宮﨑さんの魅力なんだなって」飲食業で活躍していた宮崎さんはコロナ渦中においてドレッシング工場を作っちゃいました。製造業への挑戦です。次なるチャレンジは「自販機レストラン」。この斬新なアイディアに当日は「ぜひ駐車場に置いてほしい」「ワーキンズマザーは嬉しい。会社の近くにあったらいいな」などの質問や感想が飛び交いました!かっこいいね。雄さん(初めて言ってみた)確実にあなたのお陰で群馬県はhappinessになっています。

ということで、全員が未来に向かって夢を語っていました。目をキラキラと輝かせながら。夢を現実にするためにはまずは話さないとね。話すことで覚悟も決まるのではないでしょうか。あなたは夢を語っていますか?

今を懸命に生きる

この日、一人ひとりは輝いていたのは「今を懸命に生きている」が伝わったから。そこにいたオーディエンスと一体になって盛り上がりました。ZOOMでご覧いただいた方からも感想をお寄せいただき嬉しい限りです。
やりがいや生きがいが見つけにくい時代だからこそ、若い人たちには私たちの姿を見てほしいと思うわけです。その場を本気で楽しんで懸命に生きていると、素敵な仲間が増えて、そこから新たなネットワークが生まれる。緩くて弱そうに見えるネットワークだけれどそれが一番強い繋がりなのではと思う今日この頃です。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。

県庁官民共創センターNETSUGENにて

司会(ファシリテーター)とプレゼンター
二刀流?!は初の体験

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