COLUMN

コラム

🎙️ 私は、影アナの仕事が好きです。

なぜ好きなんだろう?
と考えてみました。

もしかすると、壁に向かって、
自分と対峙しているような感覚があるからかもしれません。

影アナは、目の前に話を聞いている人の顔が見えません。

でも、

「こちらには階段がありますので、お足元にお気をつけください」

「お忘れ物のないよう、お帰りの際に今一度ご確認ください」

そんなインフォメーションは、
ただ原稿を読むだけでは伝わりません。

「誰かに向かって話す」ことが大切なんです。

見えないけれど、
その先には必ず人がいる。

だから私は、影アナでも「伝える相手」を想像して話します。

これは、ラジオも同じ。

目の前に人がいなくても、
「あたかも目の前に一人の人がいる」ように話す。

そして、実はこれ、
人前で話すときにもつながっていると思っています。

だから、もし皆さんにも

・ラジオに出演するとき
・マイクに向かって話すとき
・目の前に人がいない場所で話すとき
・カメラに向かって話すとき

そんな場面があったら、

「壁の先に、見えない誰かがいる」

と想像してみてください。

声の温度も、間も、言葉の届け方も、きっと変わります。

私は、1,900会場以上で司会を務めてきたアナウンサーとして、
そして話し方のレッスンをする講師として、

「上手に話す」だけではなく、
「誰かに届くように話す」ことを大切にしています。

見える情報に惑わされない。
見えない相手を想像する。

それも、話す力のひとつです。🎙️

#話し方レッスン

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