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『運の定点観測』

♡コラム♡約1200文字 約4分で読めます。

2年前のオンラインサロンのコラムに『運』について、早稲田大学エグゼクティブMBAで学びたいと書いていました。なぜ経営を学びにいくのに「運」なのか。それは経営者の方々の成功理由に「運が良かった」という言葉が多く使われているからとの発想でした。結果、戦略、ファイナンス、財務に始まり様々な学びがあったわけで「運」の良い人に囲まれて1年間過ごさせてもらいました。

今では考えられないような無防備な仕事ぶりに、自分の社会的立場が年齢的にも変わっていたことに気づかず人間関係のトラブルや、ちょっとしたクレームに頭を抱えていた時期にEMBAがぶつかってしまった。どうやって解決したかというと時間に解決してもらったとしか言いようがないのですが。今考えてもカオスでした。

さて、こうして2年が過ぎました。最近読んだ本に「運は貯めるもの」だと書かれていて、久々に自分が運についてどう考えているかを定点観測しようと思いつきPCに向かっています。その本には「運は<いい>か<悪い>かで表現するのではなく、<使う><貯める>で表現するもの」なのだと。なので、運がないと思う時は「運を貯めているとき」もしくは「運を使っていないとき」ということになります。私はEMBAに合格させていただき、少々貯めていたであろう「運」を沢山使いました。なので、今は貯金の日々です。

さて、先日ある素晴らしいお話をいただきました。最初は飛び上がるほど夢のようなお話しでしたが、その後修正が入りまして規模感が変わりました(縮小)。でも普通に考えればありがたい提案です。そこで今の私の運貯金はこのくらいで、まだまだ実現したいことの7割程度なのだなって感じました。そしてさらなる高みを目指して「運」の貯金もまだまだしなければなりません。ではどうやって一攫千金の如く、もっと効率よく運を貯められるかです。

この本によると「人のために役に立つことをする」と書かれていて、見返りはその場でないほうが良いというのです。この発想は大好き。「気づかれないように人の役に立つ」ということでしょうか。まだまだ弱いぞ、すぐにリターンを求めるぞと戒め、今日も大きな夢と小さな徳を積むミッションをこなしていきたいと思います。

大きな夢が叶うか、小さな望みがちょこちょこ叶っているか。結局それさえも自分で選んでいるのだと思います。ということで、2年前に運について書きましたが、定点観測した結果「運は受け身で待つものでなく、自分で作りだすもの」。だから「運はマネジメントできる」という2023年10月時点での結論が出ました。人のために運を上手に活用し楽しい未来を築きたいものです。最後まで読んでくださりありがとうございました。

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