『生き方も言葉も丁寧に』
『生き方も言葉も丁寧に』
11月。師走に向けてガシガシ進む中で、生き方もあわただしくなりそうです。。
先日、クライアント様との打ち合わせで「知らずに使っているNGな言葉」について話が盛り上がりました。 普段の会話で何気なく使っている言葉が、実はビジネスの場では不適切だったりすること、ありますよね。
例えば、「ご苦労様です」これは、ねぎらいの言葉。目上の人をねぎらうのは失礼だから
言い換えるとしたら「お疲れ様です」。
「了解しました」は目上の人に使うと軽く聞こえます。「承知しました」や「かしこまりました」。
「やばい」という若者言葉はあいまいで場にそぐわないので「大変です」「驚きました」。
「なるほど」は私もよく活用してしまうのですが、上から目線に聞こえることもあるので「おっしゃる通りです」「勉強になります」。なんと「すいません」も口語的で軽い印象になるので「申し訳ありません」「失礼いたしました」と言い換えると丁寧になります。
こうして並べてみると、「丁寧に話しているつもりだったのに…」ということ、けっこうありますよね。 言葉って、ほんの少しの気づきで、ぐっと印象が変わるもの。 だからこそ、場面や相手に合わせて、気持ちよく伝わる言葉を選びたいなと思います。
年末に向けて忙しさが増す中、言葉も煩雑になってしまいそうな自分への自戒も込めて── このコラムが、少しでも誰かの参考になればうれしいです。
これからも、心のこもった言葉で生きていきましょう。 生き方も、言葉も、丁寧に。
※写真はルーマニア料理屋さんでいただいた優しいお味のスープです。

