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ビジネスコミュニケーションでの挑戦と出会い
昨日のビジネスコミュニケーションの場は、表現力豊かで鮮やかでした。各自のお気に入りの本を持ち寄り熱意をもってその魅力を共有しました。
美しい英国の食器やアートの画集を手にした女性は情熱的で感情豊かなプレゼンテーションを行い、その場を盛り上げました。しかしその場を最も驚かせたのは、「易経」を手にした一人の男性。これは勇気ある選択であり彼の挑戦的な姿勢が場を一瞬にして引き締めたのです。
私のビジネスコミュニケーションコースには、有名なご住職や占いの先生が参加しており、彼らの前で「易経」を語るのはまさに胸を借りるようなものです。易経は中国の古典であり、哲学書であり、占いの書でもあります。そして、その教えは仏教の理念とも通じるところがあります。この挑戦に立ち向かう姿勢に私は深く感銘を受けました。
内なる強さを見つける
彼の発表は紹介できませんが、困難な時期に必要な言葉として、私は「水雷屯(すいらいちゅん)」をオンラインサロンの皆様に送ります。この卦は新しい始まりに伴う困難を示し忍耐と努力の必要性を教えてくれます。困難な状況に直面した際には内なる強さを見つけ忍耐強く取り組むことが重要だのだと。

稲盛和夫さんの教えに耳を傾ける
また彼が稲盛和夫さんについても言及されていたので、私も敬意を表して稲盛和夫さんについてもお話させていただきます。
判断に迷った時、稲盛和夫さんの教えを思い出してみてください。稲盛さんは「魂」の声に耳を傾けることを説きました。魂とは「真我」であり、真我は愛と誠と調和に満ちています。真我は仏性そのものであり宇宙を宇宙たらしめている叡智そのものなのだそうです。真・善・美に憧れるのは、心の中心に真我が存在するからなのです。

今日も真の心の声に耳を傾けてください。善き行いをなさってください。美しいものを美しいと声に出してください。

このコラムを通じて、皆さんが内なる強さを見つけ、真我の声に耳を傾け、困難な状況にも果敢に立ち向かうことができるよう願っています。
それでは今日一日もお元気で!

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