COLUMN

コラム

「頼まれごとは試されごと」。この言葉は、私が主宰する話し方教室で生徒さんが発表した言葉です。「頼まれたことをどのくらい達成できるか、試されている」といった意味合いだと思います。さて、ここで皆さんは「頼んでくる相手」について誰を想像しますか?会社の先輩や上司でしょうか。家族でしょうか?仲間でしょうか?表面的には対象となる相手がいるはずですが受けるか受けないかは自分次第。なのでちょっと変な言い方をしますが、頼まれごとを受けるか受けないか、試しているものあなた自身なのかもしれません。

無茶振り歓迎!こそが自分力を上げる
急に振られてあたふたすることはありますが、話すことを生業としている私としましては「瞬間的に反応して話す」ことを大切にしています。じっくり考えてから話すことも大切ですが、とっさに振られたときも意図を理解してしっかり話したい!というのはアナウンサーという職業柄かもしれません。
発言を急に求められることを「無茶振りされた」と表現しますが、ものごとを急に頼まれたときの無茶振りをどこまで歓迎できるか。これこそ自己成長に欠かせないと思うのです。時には自分で立てた予定が無茶振りによって変わってしまう。優先事項が後回しになってしまうこともあるけれど、私は無茶振り大歓迎で「頼まれごと(無茶振り)は試されごと」。頼まれたことを誠実にこなしていくことで成長が促進されると思います。
そんな無茶振りが大好物の私ですから、いくつものプロジェクトが舞い込んでいきます。それをどのくらい誠実に的確に対応できるか。もっと踏み込みますと、人と人とをつなげるかが私のライフワークなのです。

チャンスのタイミングを見極める
だからこそ、初対面で会った人の良いところを見つける。なるべく瞬時に良い点にたどり着けるよう観察します。今も私の頭の中には、この人素敵だった、魅力的な人だなあという人物で溢れています。
そのような中で、魅力的な人はおしなべてチャンスを掴むのも上手というのも分かってきました。
チャンスはある人にとってはチャンスでも、他の人にとってはピンチだったりするので一概に言えません。しかし世の中を変えるようなインパクトを与える会社は社会全体がピンチに陥っているときに彗星の如く現れる気がします。そういう意味では誰にでもチャンスはあるけれどピンチの顔をしてやってくるかもしれません。またチャンスを掴むタイミングも重要です。
ではチャンスのタイミングを見極めるにはどうしたら良いのでしょう?
それが分かれば苦労しないと言われそうです。成功していると自負する方々に聞いてみました。

チャンスを掴みやすい体質になる
まずは自身がチャンスを掴みやすい体質になることです。自分はチャンスを掴むのが上手いと信じて、小さなチャンスを掴んだ体験を大切に貯金(メモなどで記録)しておいてください。時には成功体験をメモで見返す。自己効力感を上げていく(自分にはできるのだという気持ち)これらの積み重ねこそが大きなチャンスに結び付くからです。
また判断や決断をとっさに迫られたとき「これはチャンスかもしれない」と深層心理が反応してくれるはずです。ここまで来たらチャンスを見逃さない体質になったも同然です。
ただ注意が必要なのはとっさに飛びつかない。一度立ち止まって思考することも忘れないでくださいね(私は動きが早く失敗することもあります)。

課題解決型思考で頼まれごとを楽しむ
頼まれごとは試されごと。沢山の試練を乗り越えることでチャンスのタイミングがあってきて、掴みやすくなる。これからは課題解決型思考(私はクリエイティブ思考と表現)で頼まれたことをどのように実行し解決するかを面白がる人が、人生を楽しめるのではないでしょうか。あなたも今日から頼まれごとを率先してこなしてみては。そんなあなたを世の中が放っておくはずがありませんよ。

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