COLUMN

コラム

朝ルーティンでものを書く
最近朝の過ごし方がやっとルーティン化(日課・習慣化)してきました。ルーティン化しようと思ったわけではなく、そうせざるを得なかった。というのが本当のところです。「書く」「資料制作する」仕事が増えて、夜にやろうと思っても眠くてできなかったから朝にひぃ~ひぃ~いいながら書くことになった。また夜に書いた文章はどうも納得いかずに書き直しが多い。朝に書いたほうが短時間で集中してパソコンに向かえる。ものを書くには作業効率が断然良いと気づきました。で、毎日のようにレジュメ制作や原稿執筆があったため、気がついたら「朝に書く」というルーティンになっていました。

司会の日はルーティン化していた
以前より司会の日についてはルーティン化していました。出掛ける3時間ぐらい前に起床して本番の会場に入るまで一連の流れが出来ています。起床後まず朝風呂。お風呂の中で台本の大まかな流れを頭の中で確認→お風呂から出たら顔パック→髪を乾かす→原稿に目を通す(読む)→メイク→前日に選んだ洋服からその日の天気で最終決定。とこんな感じ。頭の中も整理できます。時間に無駄がありません。ルーティンはいいことばかり!でも司会の日以外はルーティン化していませんでした。

朝ルーティンで作業効率が上がった
ここ数年、話し方教室のレジュメ制作や執筆が増えました。話し方教室では内容をその都度マイナーチェンジしているので製作だけでもかなりの時間を費やします。夜に制作したものは一日の疲れがどっと出てほとんどヘトヘトなためか文章の切れも悪くて、書けなかった。時にはレジュメを作成しながら寝てしまうことも。そこで「えいや!」と朝に変えてみたのです。朝2時間原稿を書く、レジュメ制作の時間に切り替えました。するとこれが、私のルーティンにバッチリはまったのです。今までテレビをダラダラ観て朝一番のニュースをチェックしていたのですが、その時間さえも集中したくなり、数十年間観ていた朝のニュース番組を辞めました。その分の情報は新聞などでフォローしています(毎日2紙~3紙購読)。

心のデトックスも朝に
ということで遅ればせながら「朝活」をやっています。朝に気持ちを整えると充実した時間が過ごせ、今まで以上に仕事がはかどります。朝パックをしながら時には朝読書をしたり、お香をたいたり、掃除に集中したり、そうそう、朝日記もなかなかおすすめ。夜にその日を振り返り書くもの?かもしれない。でも面倒くさがり屋でぐうたらな私はついついさぼってしまう。それで前日の日記を朝書くとこれがまたスッキリするのですよ。前向きに振り返られるとでも言いましょうか。文字を書くことも心のデトックスかもね。

私の朝ルーティンには「朝食」がありません。軽く水やコーヒー(時々ユーグレナ)を飲むぐらいです。これは夕食が遅いことと、16時間空腹なるものをちょっと意識しているからです。コロナ渦中にあまり動かなかったため食事を制限して、そのまま現在も続けています。心だけでなく体もデトックス状態で一日が始まります。

朝にひらめく
朝活が私に合っているのか、ルーティンが良かったのかは分かりませんが毎日が充実していて楽しいということは間違いありません。「ひらめき」も増えました。特に朝風呂最中にひらめくのでメモに取っておけないのですが、お風呂から出るまでに忘れたものはその程度のものと判断して無理に思い出そうとはしません。そんなわけで朝は私にとってゴールデンタイムなのです。日々会う人と丁寧に向き合いたい、会う人すべてを愛おしく思いたい。そのためにも「朝に心を整える」という朝活ルーティンは私にとって“奈良のりえ”になるための大切な時間です。
今日は誰に会えるかな~。まだ見ぬあなたとの出会いも、今日会う予定のあなたとの時間も大切に過ごしたい。そのためにも朝ルーティンは欠かせないと思う今日この頃です。

前橋商工会議所会報誌「糸都」の取材、執筆。株式会社クライム金井修社長と

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