COLUMN

コラム

「コラムをいつ書いているのですか」とよく聞かれます。それと「コラムのネタはどこで探すのですか」とも聞かれます。今は深夜。ふと今日を振り返って書きたくなっちゃいましたのでお付き合いください。
毎週水曜日は群馬県庁昭和庁舎内のNHK文化センターで講座を行っています。今日は群馬イノベーションスクールの受講生お二人がそれぞれ違う用事で昭和庁舎に訪れ、ばったり会ったというお話。
そこで偶然と必然について考えてみました。以前もコラムで書いた「たまたま運が良かった」と経営者の方はおっしゃるけれど、たまたまという言葉のニュアンスに偶然が含まれているように聞こえます。そんな偶然とは、本当は必然なのだけれど、ふんわりと突然にやってくるので偶然に見える。その偶然をしっかり掴んで幸運に変えている人は強運の持ち主に見えます。つまりチャンスは常に、そこかしこに、あらゆるところにあって、偶然というふんわりぼんやりしたものだからついつい見逃してしまう。
ではチャンスを逃がさないとは、日常の何気ない出来事(偶然に見えるもの)を注意深く観察することだと思うのです。これに尽きると。
今日の群馬はいつになく強風でした。全国的にそうだったかな。強い風に乗って偶然の顔をした必然のチャンスがあなたに舞い込んだことを願っています。

偶然再会したイノベーションスクール生

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