『やるも良し、やらぬも良し』
ナラティブコラム
『やるも良し、やらぬも良し』
今日一日のスケジュールを組み立てるとき、緊急で対応すべきこと、少し急ぎのこと、そして先の締め切りに備えて進めておくべきこと。そんなさまざまな課題に心がざわざわし、気分が重くなることがあります。
そんなときの心を軽くするおまじないが「やるも良し、やらぬも良し」です。どうしてもやらなければいけないと考えすぎて心が疲弊するよりも、「本当に今やる必要があるのか?」と問い直してみる。
2年後を思い浮かべたとき、それがやってもやらなくても大きな違いを生まないのであれば、今の自分を責める必要はないと。
物事をこなすことばかりに囚われず、自分の気持ちと相談しながら進めていこう。そうすれば、心に余裕を持ちながら日々を過ごせるはず。
今やらなかったからといって、人生が大きく狂うわけじゃない。やるべきことが積み重なっているように見えても、本当に今すぐでないといけないのか、一度立ち止まって考えてみてもいいですよね。
もし「やらなくてもいい」と思えたら、その選択が正解かもしれない。そして、もし「やっぱりやったほうがいいな」と思えたなら、それはもう自分の意志で選んだことだから、ただやるだけ。気負わず、心を軽くして進めばいいのでは。
すべてを完璧にこなそうとしなくても、ちゃんと人生は前に進む。だからこそ、やるも良し、やらぬも良し。その時の自分の気持ちを大切にしながら、納得できる道を歩んでいきましょうよ。
それでは今日も良き一日を!
※写真は月刊「デリジェイ」で対談したFPの泉谷彩花さんと。