Giveのこころ
プロボノ活動とはGiveのマインドを育てるためにとてもよい人生のレッスンになります。自分を表現する仕事をしていますと、ついつい「自分が、自分が」と自己を通してしまいがちですし、振り返りそんな自分が嫌になってくることがあります。大丈夫かな、迷惑かけていないかなと自戒しながら物事を進めています。
一方で自己表現をして皆さんに知っていただかなければならないことも当然あります。両方バランスよくがいいですよね。
そんな時、無私の心でプロボノ活動に向き合いスタートアップの方々を応援させていただく時間は自分にとりまして「尊い」と感じます。自己表現しなくてもいい。相手をGiveの精神で応援するのだから自己表現は必要ありません。
アンネフランクの言葉で「これまでに与えることで貧しくなった人などいません」という名言があります。与えて疲弊するというのは、自分がどこかに無理をしているから。ついつい前のめりになってしまうと、時に疲弊を感じてしまう私です。いつか私も自然体にプロボノ活動ができるよう、日常の一部になれたらいいなと思います。
昨日は20代の頃からお世話になっているある方に久々にお会いしました。分刻みのお忙しい日程をぬって話を聞いてもらったのです。私に否定せず、寄り添って聞いてくれただけでなくヒントまでくださいました。まさにGiveしていただいたのです。
そしてご自身もたゆまぬ努力をされているということをお聞きして、私は「まだまだだなあ」と痛感。本当に元気をもらいました。私も「奈良さんに会うと元気がもらえる!」そんなふうに言ってもらえたら。目指す先輩がいることは幸せなこと。今日も偉大な先輩たちの背中を必死で追いかけていくことにしましょう。皆さまも、誰かの元気な背中を追いかけてみては。きっとまだ見ぬ、素敵な未来の扉を開いてくださると思いますよ。今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。