COLUMN

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成功の秘訣は「ハイ、やります!」
先日あるハーフタレントさんがインタビューを受けていて幼少期に日本語が話せなかったため「OK!」とずっと言っていた。それがブレイクしたあの流行語になったという話を聴きました。またこちらもあるハーフタレントさんのNOと言わないお料理番組があり、ゲストがリクエストした無理難題な食材を組み合わせて料理を作るのですよね。
お二人ともできないと言わないで、まずはやってみるという姿勢が共通していてこれが人気の秘訣というのかなと思ったりします。

これを日常生活に置き換えた場合、私達はできない理由をまず考えてしまうけれど、それは自分の可能性を潰しているのかなあと。随分前のことですが上毛新聞社さんのお仕事で司会をさせてもらっていたら、トークショーのコーディネーターもやれますか?と言ってもらいました。当時、司会もコーディネーターも「話す」と言う意味では何ら変わりないという、ざっくりとした解釈からコーディネーターを引き受けました。受けたのはいいけれど不慣れで四苦八苦だったことを覚えています(上毛新聞さん、ごめんなさい)。

目の前のことにとりあえず挑戦
未来は自分で切り拓くけれど切り拓き方が分からないという時は、目の前にあることや声をかけてもらったことにとりあえず挑戦するのも面白いです。新聞記者としてお世話になっていた会社の同じビルに、今も仲の良い食の駅を運営する「ファームドゥ」さんがいらっしゃいます。ある日、岩井社長が登壇するメガバンクのフォーラムに「コーディネーターがいないのだがどうしよう」ということになり、岩井社長が「アナウンサーなら同じビルにいるよ」と言ってくださった。そこで私が企業家フォーラムを担当したことが、経済系シンポジウムのコーディネーターをするきっかけとなりました。ミーハー気分で「あの有名経営者に会える!」とばかりにお引き受けしました。冷や汗連続でコーディネーターを切り盛りしたのを思い出します。

忘れても許す
私にとって出会いは“でこぼこ”なイメージ。以前名刺交換したけれど数年ブランクがあって、何かのタイミングで再会したとか、ふと何かのきっかけで思い出し連絡してみたなど。そんな私ですから思い出した人には思い出す理由があるのだと持論を振りかざし数年ぶりでも堂々と連絡をします。
こんなふうに予定をどんどん入れちゃうからスケジュール調整が本当にひっちゃかめっちゃかになっちゃって、皆さんに迷惑をおかけすることも。そこで先週から新たに手帳を買い直しまして2冊持ち歩いています。でも私が思うのは、そこまでやっても忘れたりミスすることは人間ならあるでしょう(私の場合はある)。その時の学びは「ミスしないように対策を練る」ことと「ミスをした自分を許す」なのだと思います。今まで私に欠けていたのは「自分を許す」ことでした。ミスした自分を責めて対策を練ってきましたが、結局思い描いたように完璧に毎日をこなすことなど、なかなかできないから「許す」しかないのだなあと。先週のハプニングから学んだことでした。ハプニングから学ぶなんていうとかっこいいけど「転んでもただでは起きない精神」の私なのであります。

人生の先輩から学ぶ
そうそう、松葉杖を返しに行った整形外科。私より年齢の上の方々が「どうしたんだい」と声をかけて心配してくれた。また「番号札を出さないと会計にならないよ」など、病院慣れしていない、勝手が分からなくてソワソワしていたら色々教えてもらった。いつもとは違うコミュニティに思いがけない優しさが溢れていた。知っている人だからとか、知らないからでなく困っている人は助ける。声をかける。おじいちゃん、おばあちゃんから学ぶ「助けあいの心」。まだまだな自身を顧みてふと反省するのでした。

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