ワークマンの快進撃仕掛け人に直撃インタビュー
昨日はラジオの収録で都内へ。向かった先は株式会社ワークマン。作業服の専門店として群馬県伊勢崎市でスタートして全国に展開しています。最近は作業服だけでなく「ワークマンプラス」や「ワークマン女子」など様々な業態に進出。この仕掛け人ともいうべき人、土屋哲雄専務へのインタビューでした。
午前中のインタビューだったため、喉の調子も整えたく前日に都内で宿泊。寝坊の心配もなく早めにベッドに入ろうと思ったら、明日のインタビューが気になってなんと眠れない。仕方なく幾度となく資料などに目を通しました。そんな感じで興奮気味だったからでしょうか深夜というより朝方まで寝付けず、かけておいたアラームが鳴りだす頃にやっと浅い眠りがやってきて。なんだかなあ。と久々に緊張している自分に気づきました。
何故なのだろう。きっとあれもこれも聞きたいということが多かったからに違いありません。そして役得かな。独り占めのように時間をいただける機会なんてなかなかないわけで。このチャンスを逃すまいという思いだったのでしょう。
予定時刻にホテルから出るとすっきりとした師走の青空。思ったほど寒くない。意気揚々とディレクターの滝沢さんとの待ち合わせ場所へ。滝沢さんはいつものようにクールな佇まいですが、私はどことなくウキウキしています。そしてオフィスに早々と到着するとミーティング中の土屋専務が!テレビ出演などで幾度となく拝見していたお顔だから分かったのか。それとも身にまとうオーラなのか。
用意していただいたお部屋にご案内いただき、私たちは収録用の準備を始めながら「その時」を待ちました。準備を進め予定の時間になると土屋専務がさっそうと登場。「この人が快進撃の仕掛人だ」と心の声が駄々洩れになりそうなくらい待ちに待った時間がやってきたのでした。
気が付けば特に打ち合わせもなく、滝沢さんが録音機器の準備を整えてくださりインタビューが始まり、スラスラと言葉を紡ぐ土屋専務。お忙しい方だから打ち合わせに時間を割くより少しでも多く話してもらうことが優先。なおかつ慣れていらっしゃるからむしろ打ち合わせはいらないということでしょう。
エピソードの多さにメモも間に合わない。とにかく集中して聴くのみ。土屋専務は休みなく1時間半ほどインタビューに答えてくださいました。深谷市のご出身で渋沢栄一公とも少なからず遠からずのご縁も祖先をたどるとあるようで土屋流「論語と算盤」をお話しくださった。なんともユニークな発想。緻密な論理的根拠があってこその大胆な思考。私の言葉を挟むのはもったいない。うなずくだけの収録だったような気がします。
こうして収録を終えた私は幾度となく「凄い」という言葉を連発。これにつきます。もしも土屋専務のような発想と行動力があれば私も変化できるかな。と自身の日常と置き換えたりして。そんな気持ちにさせていただいた土屋専務に改めて感謝。こうして私もすっかりワークマンのファンになりました。群馬発祥の企業、なかなか凄いぞと「群馬」を誇りに思う1日でした。
土屋専務は本もお好きで物凄い勉強家。入山章栄先生の『世界標準の経営理論』を熟読し800ページを超える41章の本を何度も読み返しているとか。私も改めて同本のページをめくってみました。会った人を魅了してやまない土屋専務。またいつかお会いしたいという魅力的な方に出会えた一日でした。
エフエム群馬『チャレンジ・ザ・ドリーム』
放送は2023年1月5日(木)正午から
再放送1月7日(金)午前8時から
放送日1か月後からHPにてポッドキャスト配信
https://www.fmgunma.com/fmg863/fmgpodcast/challenge
※写真は東京本部にて『東京ガールズコレクション』出展商品前で